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Top 用語一覧 ぼくらのVIP ぼくらのVIP けいおんSSまとめサイトの一つ。 現在では消滅している。 いわゆる普通のまとめサイトの一つだが、けいおんSSの補足率が非常に高いことが特徴であった。 しかし、コメントがあまりつかず、更新量の割には小規模サイトとして扱われていた。 そのままコメント数は伸びず、ある時静かに閉鎖し、サイトは消滅してしまった。 しかしその後、書き手の間で「自分のSSを拾ってくれたのはここだけだった。実は応援していた」と惜しむ声が出始め、 皮肉にも閉鎖した後に最もこのサイトの話題が頻繁にされることとなってしまった。
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1 2 3 4 クロス かきふらい(Kakifly)先生 2010/10/02 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1286008545/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る このSSもう一回読みたくなってここ来ちゃった やっぱせつない -- (名無しさん) 2012-05-11 11 12 28 かきふらい先生、今まさにこんな心境かもな。 -- (名無しさん) 2012-05-10 20 19 16 なんで高校卒業で終わらなかったんだかなぁ… -- (名無しさん) 2011-06-23 20 57 18 これにあずまきよひこが出てくれば最強だな -- (名無しさん) 2011-04-11 10 56 40 だがリアルかきふらいさんは続編を描くェ… -- (レアメタル) 2011-04-05 07 07 56 この作品は私にとって、考えさせられるなと思っています。 結局どの作品も人気になる背景には、我々ファンの様々な想いによって大きくなってゆく。 けれど原作者にとって、自分の作品は自分の子供の様な存在。 言ってしまえば我々の行為は、原作者の作品を「金の成る木」にしている。 この作品は、二次創作を作る事がどういう事なのかを教えてくれた良作。 と私は考えています。 -- (紅 一真) 2011-03-19 02 13 31 続編決まったらこのSSェ・・・ -- (名無しさん) 2011-02-08 00 35 57 なにこの喪失感……。最後がはっきり書かれてないから余計に……。 -- (名無しさん) 2011-01-31 14 18 35 個人の楽しみ方の違い やっぱり究極的にはそうだと思う。あちこちで話を聞くけど、皆のけいおん像は全然違うよ。 -- (名無しさん) 2010-10-29 03 13 51 美水先生… -- (名無しさん) 2010-10-11 16 21 26
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「先生さようならー!」 「はいさようなら~」 私ももう「先生」なんて呼ばれるようになっちゃったか… この廊下も、 この階段も、 あの頃と一緒だね ギシギシ ちょっとおじいちゃんになっちゃったみたいだけど ガラガラガラ 「おじゃましまーす」 生徒A「あ!平沢先生!」 生徒B「違うよ!『ゆい先生』って呼ぼうって決めたじゃんか!」 生徒A「あははそうだっけ?」 唯「またお茶会?ちょっとはちゃんと練習したら?」 生徒B「いいじゃーんたまにわ~」 唯「もっと軽音楽部らしいことやりなよお!」 生徒C「まあまあ」 唯「んもう…」 変わらないなあ…本当 生徒A「ゆい先生も座ってくださいよ!」 生徒B「あ!そうだ!前言ってたゆい先生が軽音部だった時の話してよ!1番面白いやつ!」 唯「まったく…じゃあ話してあげるから終わったらちゃんと練習するんだよ?」 生徒「はーい!」 唯「私が高校3年生の時の話なんだけどね――――――――――――、 憂「お姉ちゃん!早く起きないと学校遅刻しちゃうよ! 唯「うぅ…」ムクッ 唯「眠い…」バタッ 憂「もう!お姉ちゃん遅刻しちゃうよ?」 憂「…って……あれ?お姉ちゃん昨日朝に部活あるって言ってなかったっけ?」 唯「あ、そうだっけ?」ムクッ 唯「行ってきばふ」モグモグ 憂「転ばないようにねーっ!」 唯(もう完全遅刻だよぉ!) 唯「もう夏だなあ」 唯(…………) 唯(あーあ、明日で1学期も終わりか…) 唯(夏休みはたくさん勉強しなきゃな…) 唯(…………) 唯(早いな~三年間…) 唯(いつの間にか…高校生活も終わって…) 唯(皆それぞれの道に進んで) 唯(……もっと……もっと皆といたいのになあ……) 唯(一緒にバンドしてたいよ) 唯(もっと……) タッタッタ 唯(もっ――――――――――、 キキー 梓「唯先輩遅いですね」 律「ったく、あいつが『りっちゃん!明日の朝ちょっと練習しようよ』とか言ったくせにい!」プンスカ 澪「唯……まさか事故にでも……」 紬「唯ちゃんのことだから寝坊じゃない?すぐ来るわよ」 澪「それならいいんだけど…」 律「!」 律「唯からメール来てるぞ!」 澪「なんだって?」 律「『ごめん!寝坊しました!』だってさ。」 澪「ったく…」 梓「本当に唯先輩らしいというか」 律「まー時間ももったいないし、唯が来るまで合わせてようぜぃ!」 澪「そうだな」 律「1・2・3・4!」 唯(私最初は不安だったんだよ?) 唯(ギターも弾けないし、歌もうたえないし) 唯(私なんかがここにいていいのかなあ、なんて) 唯(でもいつの間にかギターも弾けるようになって歌もうたえるようになって) 唯(大切な友達もできて) 唯(いつの間にかこんな時間がいつまでも続けばいいな~なんて) 唯(本当だよ?) 唯(でも神様はいじわるだよ) 唯(いつもいつも楽しい時だけ時間を早めちゃう) 唯(あーあ…これからどんな未来が待ってるんだろう…) 唯(でも皆と一緒なら大丈夫だよね…) 唯(きっと…) 唯(そう考えるとちょっと楽しいかも!) 唯(あ!そうだ!) 唯(ねえ!) 唯(澪ちゃん、りっちゃん、むぎちゃん、あずにゃん!) 唯(次は…) 唯(次はどんな歌にしよっか!) 女「きゃあああああああ!」 男「おい!大丈夫か!?誰か!救急車だ!救急車を呼んでくれ!早く!」 …… 律「遅い!」 澪「確かに遅い」 紬「もうHRの時間なのに…」 梓「そうですね……」 澪「にしても遅くないか?律にメール届いてから結構経ってるぞ」 律「むー、まあ教室にいるかもしれないし、とりあえず戻ろうか!」 澪「そうだな…」 梓「………」 教室 律「あれっ……ここにもまだ来てないのか…」 澪「まさか…本当に事故にあったんじゃ…」 律「縁起でもないこと言うなっ!」バシッ 澪「でも……」 紬「澪ちゃんは心配し過ぎよ!」 澪「うん…………」 キーンコーンカーンコーン 純「梓、元気ないよ?」 梓「え?そう?」 純「なんかあった?」 梓「いや……ていうか憂まだ来てないね」 純「あー本当だ!」 純「むー、これは事件だ!憂が遅刻するなんて事件しかない!」 梓「」バシッ 純「いっ…たぁ~い!」 梓「そんな訳ないよ!」 梓(……憂まで……) …… 律「さわちゃんも遅刻かよぉ」 澪「職員会議が長引いてんだろ?」 和「それにしても唯…来ないわね」 律「ったく!人に心配ばっかかけやがってえ!」プンスカ 紬「まぁまぁ」 ガラガラガラ 律「もうさわちゃん遅いぞ!」 山中「ごめんごめん」 澪「先生、唯は?」 山中「…………」 紬「先生?」 山中「ちょっと話があるわ。HR終わったら廊下に出てくれる?」 律(おい!唯お前何しでかしたんだ) 澪(唯どうしたんだろ…) 紬(唯ちゃん…) 和(唯…どうしたのかしら…) ガラガラガラ 律「先生!」 山中「ちょっと来てくれる?」 会議室 山中「実はね…今電話がかかってきたの」 澪「電話?」 山中「平沢さん……………交通事故にあったって………………………」 紬「……そんな」 澪「……え?」 律「さ、さわちゃん冗談キツいぜ~ははは…」 山中「私だって冗談だと思いたいわよ!」 律「…………」 澪「…本当に唯なんですか?」 山中「間違いないわ…平沢さんの妹さんがそう言ったそうだから」 紬「憂ちゃんが!?」 山中「私は今から病院に行くけど、あなた達は心配だろうけど学校が終わるまでは病院に行っちゃだめよ?」 律「そんな…先生!」 山中「信じなさい」 澪「でも…」 山中「あなた達の知ってる唯ちゃんはそんな弱い子だったかしら?」 澪「ヒグッ………でも…」 山中「大丈夫よ……だいたいあなた達が泣いてどうするの?もう授業も始まるし涙拭いて教室行きなさい!」 律「先生!」ガシッ 山中「え?」 澪「私も!」ガシッ 紬「私も!」ガシッ 和「私のも」ガシッ 山中「わかった。あなた達のパワーは十分受け取ったわ!任せなさい!」 律「先生お願いします!」 澪(唯のばか…) 紬(大丈夫かしら…) キーンコーンカーンコーン 梓(憂…今日休みなのかなぁ) 梓(それならなんで何も言ってこないんだろう…) 梓(……) ガラガラガラ 梓「う…………どうしたんですか律先輩?」 律「ちょっと話があるから来い!」 梓(なんだろ…) 澪「梓…実はな、唯…学校来る途中に交通事故にあったらしいんだ」 梓「へ…………?」 梓「そんな!嘘です!嘘に決まってます!唯先輩ドジだけどそこまでバカじゃありませんよ!」 澪「あ……梓…こ、これは…」 梓「皆して嘘つくなんて最低です!」ポロポロ 紬「梓ちゃん…」 律「そりゃこっちも一緒だ……」 律「みんな冗談であって欲しいって思ってるはずだ!」 梓「……グス」 律「学校終わったらすぐに病院行くから、玄関に来てくれ」 梓「…………」 澪「梓……」 梓「わかりました…」 救急車 憂「目を覚ましてよ!お姉ちゃん!」 唯「…………」 憂「早く起きなきゃ学校遅刻しちゃうよ!」ポロポロ 唯「………」 憂「みんな待ってるの……お姉ちゃんのことみんな待ってるんだよ?」 憂「お姉ちゃん!」 唯『私けいおん部入ることにしたんだあ』ニコニコ 憂『スゴい!』 唯『でねーギター買いたいんだけどさー……』 唯『うふふ~♪可愛いいね~』 唯『ギー太!寝るよ!』 唯『一緒にお布団入ろうね~』 憂『お姉ちゃん…フフフ』 唯『あ!私お風呂まだだった!』 唯『ギー太も一緒に入ろうね~』 憂(それはダメだよ!お姉ちゃん!) 憂「死んじゃったら…もうみんなと二度とバンドできなくなっちゃうんだよ……?」 憂「みんなにもう会えないんだよ……?」 唯『合宿に行ってきます!』 憂『お姉ちゃん…頑張ってきてね!』 唯『じゃあ!行ってきます!』 憂『いってらっしゃ……あ!お姉ちゃん荷物忘れてる!』 唯『あっ!』ビクッ 唯『明日の文化祭大丈夫かなぁ……』 憂『大丈夫だよ!きっと!』 唯『緊張して眠れないよお~』 憂『お姉ちゃんなら大丈夫だよ!』 憂「いっつも心配かけて……」 唯「………」 憂「本当ドジなんだから…」 憂「お姉ちゃんのばかぁ……」ポロポロ …… 律(嘘だろ…唯……) 澪(………唯…) 紬「行きましょう……………!」 律「お、おい!マジかよ?さわちゃん言ってたろ?授業終わるまではダメだって」 澪「私も我慢できないよ」 和「私がなんとかしてあげるからみんな行ってきなよ!」 律「そんなことできるのか?」 和「私これでも生徒会長なのよ?いまのうちに行って!」 律「………」 律「悪い!」ガタッ 紬「ありがとう!」 澪「私梓呼んでくる!」 タッタッタ 和(唯……頑張って……) ガラガラガラ 先生「起立!ん?そこの三人はどこ行ったんですか?」 和「三人とも早退しましたよ?」 先生「三人も………?」 和「はい」 先生「…………」 先生「あなたがそう言うならそうなんでしょう……じゃあ授業始めます」 2
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特別放送のおしらせ 特別放送の今後の日程をお知らせします。 日付 放送名 放送時刻 備考 7月22日 東武博物館リニューアルオープン記念放送 19時~(30分) 鉄道全般放送局で放送 8月30日 生主のお誕生日記念放送 19時~(30分) そのほか、追加の場合はその都度追加します。
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Top 用語一覧 みんなの暇つぶし みんなの暇つぶし SSまとめサイトの一つ。 正式名称は「【SS宝庫】みんなの暇つぶし」。 アクセス数が多く、コメントがよく付くサイトとして有名であり、大手まとめサイトの一つとして扱われている。 版権モノよりは男女系SSを好む傾向があり、けいおんSSが拾われることは決して多くない。 一時期、版権モノの中ではけいおんSSを最も多く載せていた。 その訪問者の多さなどから、ここに載ることを目標としている書き手も少なからず存在している。 アフィリエイト収益の一部をSS速報VIPの運営維持費へ支援していることでも知られている。
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Top 書き手一覧 熊本 熊本 けいおんSS書き手の一人。 由来はSS速報に書き込む際に、県名表示が「熊本県」と表示されるから。 「俺」君と「唯」がバカップルを展開する勢いあるSSをメインに書いている。 けいおんSS界では俺君を含め男性は禁忌とされている風潮があるので、当然叩かれている。 しかし、その清々しいほどに開き直った作風と、叩かれても屈しない精神からファンも存在し、賛否両論を巻き起こしている。 ちなみに雑談スレに書き込んでいる「熊本県」表示は一人ではないことが分かっているので、熊本=この書き手と断定することはできない。
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Web Link 【大学囲碁部】 関西学生囲碁連盟 UP20100329 全日本学生囲碁連盟 大阪大学囲碁部 UP20100329 関西大学囲碁部 京都大学囲碁部 UP20100329 同志社大学囲碁部 UP20100329 立命館大学囲碁研究部 【大学将棋部】 関西学生将棋連盟・・・関西学生将棋連盟のホームページ。各大会の詳しい結果を知りたい方はこちらへ。速報板にて実況もやってくれてます。 大阪大学将棋部 大阪市立大学将棋部 関西大学将棋部 UP20100329 関西学院大学文化総部将棋部 京都大学将棋部 UP20100329 京都工芸繊維大学将棋部 近畿大学囲碁将棋部 UP20100329 近畿大学医学部将棋部 神戸大学将棋部 同志社大学将棋研究会 桃山学院大学将棋部 立命館大学将棋研究会 龍谷大学愛棋会 和歌山大学将棋部 UP20100329
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メニュー トップページ〔旅行記〕 新着情報&雑談[BLOG] 旅行記(メインコンテンツ) 北 東 ア ジ ア 東 南 ア ジ ア タ イ ラ ン ド 中央アジア・南アジア 中 東・北 ア フ リ カ ア フ リ カ 欧 州 中 南 米・カ リ ブ 沖 縄・琉 球 文 化 圏 日 本 の 離 島 スペシャルコンテンツ なにコレ?写真館/動画 よくあるコンテンツ TOSIYA WHO? プロフィール LINK(リンク集) MAIL(お便りはこちら) なんちゃって世界旅行 旅行記から 検索 ◆ピックアップ旅行記/写真集 予約は簡単!楽天トラベル c2009-2016 TOSIYA. All Rights Reserved. なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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Top 書き手一覧 ごねんご ごねんご けいおんSS書き手の一人。 由来は自身の作品、唯「ごねんご!」から。 上記作品が話題になり、有名となった人物。 タイトルの通り、五年後の将来を書いた作品であるが、その文量と内容に、投下後すぐに大きな反響を呼んだ。 それぞれが悲惨な目に遭うその展開に一部アンチも出現し、注目されることとなった。 元々けいおんの将来モノは、有名同人などの影響もあり、比較的暗く不幸であるといった印象が強い傾向があったものの、 この作品を機にそのイメージはSS界にも幅広く浸透し、そういった意味でも強い影響力を持つ話題作となった。
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ジェシー「どうやら俺もおまえさんと同じオタク仲間だっていうところかな…」 ダニー「なんだよ! やっぱりそうだったんじゃないか!!」 ジェシー「ああ、悪かったよ! けどあの場じゃああするしかなかったんだよ!!」 ダニー「この僕一人を悪者にしてさ!!」 ジェシー「だってしかたねぇだろ? キモイなんて言われたかね~んだから!!」 DJ「ちょっと二人して大声出して何してるの!?」 ステフ「なになに?大声大会?私も負けないよ。 わーーー!!!!」 DJ「あんたは黙ってて」 ダニー「あっ!? DJいいところに。聞いてくれよ、ジェシーはやっぱりオタk…」 ジェシー「わーーーーーー!!!! なんでもないなんでもない!!」 ステフ「わーーーーー!!!!!」 DJ「ジョーイおじさんなんとかしてよ!」 ジョーイ「なるほど、分かった。ここは僕に任せてDJとステフは部屋に戻ってて」 ステフ「もう終わり~? つまんな~い」 DJ「いいから」 ジョーイ「はぁ……。いったいどうしたのさ? 大の大人が」 ダニー「ジェシーが自分もけいおん!が好きなのに隠そうとするんだ」 ジェシー「俺はヘンタイ扱いされるのはゴメンだぜ」 ダニー「なんだよ! あれだけ好きなものは否定できないなんて言ってさ!!」 ジェシー「いいじゃねえか! 俺はよく思われたいんだよ!!」 ダニー「こんな醜い大人になっちゃって……」 ジェシー「へん! 例えアニメ好きでも心はいつもプレスリーなのさ!」 ジョーイ「僕にしてみれば同じ趣味を持つ者同士として羨ましく思うけどね」 ジョーイ「ここは喧嘩じゃなくって仲良くなるとことだろ?」 ダニー「……ジョーイ、キミの言う通りだよ」 ジェシー「そうだよな…せっかくのけいおん!仲間だもんな」 ジョーイ「ほら、握手して」 ジェシー「悪かったよ」 ダニー「こっちも、謝るよ」 ダニー「ところでジェシーのお気に入りのキャラは誰なんだい?」 ジェシー「俺か? 俺はあずにゃんだな。あんなちっちゃなクセしてギターのテクもあるって最高だよな!」 ダニー「……やっぱりか、このロリコン野郎め! 二度とミシェルに触れるな!!」 ジェシー「そういうダニーはどうなんだよ? ああ!!」 ダニー「僕? 僕はだんぜんムギだね! ムギは天使だよ」 ジェシー「はっ!! あんな眉毛のどこがいいんだか…花の女子高生ならもっとお手入れしろっての!」 ダニー「なんだと! 僕のことはいいけどムギを侮辱するのは許さないぞ!!」 ジョーイ「なかよく!!」 ジェシー「ああ……そうだった…。悪かったよ…」 ダニー「僕の方こそ…ごめん」 ジェシー「まぁ、あれだよな。ムギが居なきゃ楽しい軽音部には成り得ないよな」 ジェシー「彼女がお菓子や別荘を用意してくれるおかげで成り立ってるって分もあるし」 ダニー「あずにゃんもみんなのマスコット的存在だからね」 ダニー「11話で律と澪が険悪な雰囲気になりそうなところをネコミミで助けてもらったし…」 ジェシー「けいおん!ファン同士でいがみあってもなんにも始まらねぇよな」 ダニー「その通りだよジェシー」 ジェシー「よかったら今度ニコニコ動画に『ふわふわ時間を弾いてみた』って上げようかと思ってるんだけど」 ジェシー「見てくれるか?」 ダニー「ああ、もちろん」 ダニー「コメントに『※鳥肌注意※』と書かせてもらうよ」 ジェシー「ははっ、よろしくたのむぜ相棒」 ダニー「全てのけいおん!族に…」 ジョーイ「あのさぁ~…」 ジェシー「ん?どうしたんだジョーイ?」 ジョーイ「僕の嫁はさわ子先生だって言ったら二人とも引いちゃう?」 ダニー「有り得ないね」 ジェシー「有り得ねぇだろ」 ジョーイ「ヒドいや二人とも! あれだけけいおん!ファン同士は仲良くって言ってたのにさ!」 ジェシー「おいおい、考え直せよ。なんであれだけのメンツの中であえてさわ子先生を選ぶんだよ」 ダニー「そうだよ。さわ子先生選ぶくらいだったら僕は純を選ぶね」 ジョーイ「さわ子先生くらいの歳が一番脂が乗り切ってるときだよ? それに女子高生と僕らじゃ吊り合わないよ」 ジェシー「ジョーイ、確かに3次元ではそうかもしれない。けど今俺たちが話してるのは2次元の話だぜ?」 ダニー「ああ、ジェシーの言う通りだ。もっと夢を持とうよ」 ダニー「それに、さわ子先生の過去の蛮行は子供の教育に悪い」 ジョーイ「あ! 今全米2億のさわ子先生ファンを敵に回したよ!!」 ジェシー「そんなにいるわきゃねぇ~だろ! だったらあずにゃんファンは全米5億は居るね」 ジョーイ「じゃあさわ子先生は全世界で20億だね!!」 ジェシー「ならあずにゃんはこの天の川銀河に1000億だな!!」 ダニー「ストップ!! 二人とも虚しくない?」 ジェシー ジョーイ「……確かに」 ジェシー「ところでダニーはいったいどこでけいおん!を知ったんだ?」 ダニー「ああ、僕の番組のおはようサンフランシスコで日本のオタク特集をしてね」 ダニー「その時に、僕は女神に出会ったってわけさ。ジェシーは?」 ジェシー「俺か? 俺はネットで日本のガールズバンドが熱いって記事を見つけて そこのリンクからYOUTUBEにアクセスしたんだよ」 ジェシー「そしたら、なんだったか、フライデーだかスクープだかいうバンドが…」 ジョーイ「スキャンダル?」 ジェシー「ああ!そうそう!それだよ!! っておたくずいぶん詳しいんだな?」 ジョーイ「まあね」 ジェシー「それでその元ネタを巡ってるうちに俺も女神に出会っちまったってわけさ」 ジョーイ「なるほどね~」 ダニー「ジョーイは?」 ジョーイ「僕は毎週日本のアニメはネットでチェックしてるからね」 ダニー「ジョーイ、キミがナンバー1だ」 数日後 ジェシー「やっと明日だな」 ジョーイ「この日をどんなに待ちわびたことか」 ダニー「明日のいつごろにくるんだい?」 ジェシー「さぁな、昼くらいじゃねーの?」 ジョーイ「僕タキシード着ちゃおうかな」 ジェシー「おいおい。まぁ、そこまでしなくってもスーツ着用くらいはしとくべきだよな」 ダニー「二人とも明日けいおん!のブルーレイが届くからってそんなに…」 ダニー「ちょっと散髪に行ってこようかな」 ジョーイ「けどジェシー。キミ明日はレベッカとデートだって前々から言ってなかったけ?」 ジェシー「ああ? そんなんとっくにキャンセルしたよ。ベッキーとはいつでも会える」 ジェシー「けど、けいおん!のブルーレイとの最初の出会いはこの一瞬だけだからな」 ダニー「ジェシー……」 ダニー「それでこそ、男ってやつだな」 ジェシー「よせよ、照れるじゃね~か」 翌日 ピンポ~ン ジェシー「おっ! 来たかな?」 ジェシー「ハイハ~イ、今開けますよ~」 レベッカ「あれ?ジェシー? 今日は何か用事があったんじゃないの?」 ジェシー「レベッカ…なんで…」 レベッカ「明日の番組の事でダニーと相談があって…」 ジェシー「ああ、そうなんだ…どうぞごゆっくり」 レベッカ「…そんなスーツ着込んでどこいくの? 私とのデートをすっぽかして」 ジェシー「いや…これは…その……」 ピンポ~ン ジェシー「今度こそか…? でも最悪のタイミング……」 キミー「こんちは~」 ジェシー「最悪じゃなくて災厄がきちまった…」 キミー「なに?そんなスーツで私のお出迎え? いや~もてる女は辛いわ」 ジェシー「あのな~…今取り込み中なの。お前さんの相手はしてらんないから」 ジェシー「DJ、お~いDJ! キミーが来てるぞ」 キミー「ああ、いいの。今日はあんたに用があって」 ジェシー「俺に? まさか本当にデートに連れてけって言うんじゃねーだろうな?」 キミー「はい、これがウチに誤配送されてきてさ」 ジェシー「……これは、けいおん!のブルーレイじゃねえか!」 キミー「相変わらず佐川にも困ったもんだよね」 ジェシー「なんで普通に受け取ったんだよ…」 キミー「中身が気になっちゃって」 キミー「でもこうやって届けてやったんだから、お礼くらいは言って欲しいもんだよね」 ジェシー「はいはい、どうもありがとさん」 ジェシー「って、なんだよこの手は?」 キミー「気持ちを金額で現してほしいかな、って」 キミー「本当は10ドルのところを今回は大サービスで5ドルにしといてあげる」 ジェシー「そいつは良心的なこった。ほら5ドルやるから早く帰れ」 キミー「まいど~」 ジェシー「はぁ~…」 キミー「あ、そうだ!忘れてた」 ジェシー「おいおい、追加料金は受付ないぜ」 キミー「私あんたにどうしても伝えておきたいことがあったんだよね」 ジェシー「なんだよ、藪から棒に」 キミー「いい歳してそんなアニメ見るなんてどうかしてると思うよ」 ジェシー「……親切なご忠告どうもありがとう」 キミー「どういたしまして」 レベッカ「ねぇ? そのアニメの絵が描かれた物…なに?」 ジェシー「いや…これは…。そうジョーイのやつが俺のクレジットカードかってにつかってさ」 ジェシー「宛名は俺名義だけど俺はぜんぜん関係ないから」 ジョーイ「さっきインターホンが聞こえたよ~。やっと届いたのかい?」 ジョーイ「僕もう待ちくたびれちゃったよ」 ジョーイ「でもジェシーが一番楽しみにしてたよね」 ジョーイ「レベッカとのデートをすっぽかしたりし…て……あ……」 レベッカ「ハーイ」 ジョーイ「……は、ハーイ」 レベッカ「ちょっと詳しく聞かせてくれないジョーイ?」 ジョーイ「お手柔らかに……」 ジェシー「あのバカ……」 子供部屋 レベッカ「もう今度という今度は許さないわ!」 DJ「レベッカ落ち着いて。確かにジェシーおじさんがアニメ見るなんてショックだとは思うけど…」 レベッカ「DJそうじゃないの、別に私はジェシーがアニメを見ようがそれすらも愛していく自信があるの」 レベッカ「ショックなのは、嘘をついて私とのデートをすっぽかしたことなの、分かる?」 DJ「……うん。分かる」 ステフ「でもジェシーおじさん、ミシェルにあげた人形をこの前こっそり舐めてたよ」 ステフ「俺の愛しのあずにゃ~ん。とか言いながら」 レベッカ「う…そ……」 ステフ「嘘じゃないもん! 私見たんだから」 DJ「それはあんたが墓場まで持って行くべきエピソードだったわね…」 レベッカ「それでも私は…あの人を愛せるわ!!」 DJ「レベッカ…」 ジョーイ「どうも~……。どうだい?落ち着いたかな…?」 ダニー「ベッキー、どうかジェシーを許してやってくれないか? 僕からもお願いするよ」 ジェシー「……」 レベッカ「私がなんで怒ってるのか分かってるの?」 ジェシー「あぁ…俺がオタクだっていうんで愛想つかせたん……」 DJ「ちょっとおじさん!」 ジェシー「なんだよDJ」 DJ「ベッキーはおじさんがアニメ好きだから怒ってるんじゃなくって嘘ついたから怒ってるのよ」 ジェシー「そうか……。そうだよな…嘘はいけない事だっていつもお前たちには言ってるもんな…」 ステフ「ミシェルにあげた人形舐めてたことも一応謝っといた方がいいよ」 ジェシー「だよな…あれは一時の気の迷いで…ってステフ!見てたのか!?」 ステフ「大丈夫だよ。私ちゃんとお墓に入るまで忘れないから! ぜーーーったい!!」 DJ「そういうことじゃないのよ……」 ジェシー「すまなかった、謝るよ…俺お前に嫌われるのが怖かったんだ…」 ジェシー「だからあんな嘘ついて……ほんっと、俺って最低だよな…」 レベッカ「反省してる?」 ジェシー「あぁ…どんな罰だって受けるさ…」 レベッカ「こんなアニメの絵より私のこと愛してる?」 ジェシー「当たり前じゃないか! 比べ物になるわけないだろ?」 レベッカ「わかった。じゃあ今後一切このけいおんってアニメ見ないんだったら許してあげる」 レベッカ「それくらいのことはしたのよ」 ジェシー「わかった。もうけいおん!は見ねぇよ」 ジョーイ「そっか……もうジェシーにはこのブルーレイは必要ないね」 ダニー「残念だけど、僕とジョーイの二人で見ることにするよ」 ジェシー「ちょい待ち! なぁレベッカ、その約束明日からじゃだめか?」 レベッカ「ジェシー……」 レベッカ「やっぱり、私達もう終わりにしましょ」 ジェシー「冗談だよ、な? 許してくれよ。お願いしますレベッカ様~」 レベッカ「どいて!!」ドン ジェシー「オゥ!!」 パサッ ジェシー「ん? おいレベッカ何か落としたぞ」 ダニー「なんだいコレは……本、にしてはなんだか安い作りだね」 ジョーイ「これは!? 同人誌!!」 レベッカ「!?」 ジェシー「なんだそりゃ?」 ジョーイ「僕も行ったことはないからよく知らないけど、なんでもオタクにとってのフェスティバルが 日本で毎年二回あって素人がそこで売りに出す本の事を同人誌っていうんだよ」 ジョーイ「ほら、どことなく絵がチープだろ?」 ジェシー「おいおい! なんだこりゃ! 男同士裸で抱き合ってるぜ!!」 レベッカ「……」 ジェシー「説明してもらおうか?ベッキー」 レベッカ「あのね…ジェシー…」 ジェシー「言い訳はなしだぜ」 レベッカ「…分かったわ。あれはおはようサンフランシスコで日本のオタクの特集を組んだ時のこと」 ダニー「なんだ…キミもだったのか…」 レベッカ「その時私は素晴らしい世界を見たのよ…。まさか男の人にあんな穴があったなんて」 ジェシー「なんだか怖いから詳しくは聞かないことにするけど」 レベッカ「でも聞いて! 私あなたにそんなこと試そうだなんて思ったことないのよ!!」 ジェシー「どうだか……」 レベッカ「……ジェシーだって、私がいないところではあずにゃんたまんね~ぜ~とか言ってるんじゃないの?」 ジェシー「なんで知ってる……いやいや、そんなこと言うわけね~だろ!!」 レベッカ「なによ!!」 ジェシー「なんだよ!!」 ジョーイ「どう思うダニー?」 ダニー「お似合いのカップルじゃないか」 ジョーイ「はいはい、二人ともそこまで~」 ダニー「キミたち結婚も考えてたんだろ?」 ジェシー「あ、ああ…まぁな…」 ジョーイ「だったらよかったじゃないの。お互い同じ趣味を持つものとしてさ」 ダニー「そうだよ、もしこのまま知らなかったら結婚してからも お互い隠しあわなきゃいけなかったかもしれないよ?」 レベッカ「そういう考えもありね」 ジェシー「まぁ…そうだな…」 ジョーイ「ほらほらハグして」 ジェシー「悪かった」 レベッカ「私も…なんだか本当の事を言えてスッキリしたわ」 ジェシー「ああ、俺もだよ」 ステフ「ねぇパパ、このコミック私も読んでいい?」 ダニー「ああ!ダメだよ!! 子供は読んじゃだめ!」 ステフ「え? コミックって子供のものじゃないの……?」 DJ「なんとなく察しなさいよ……」 ダニー「まぁ君たち2人のことはいいとして…」 ダニー「子供の教育に悪影響のあるものはあまり関心できないね」 レベッカ「そのことなんだけどダニー…」 ダニー「なんだい?」 レベッカ「ちょっと前ミシェルの誕生日会したじゃない?」 ダニー「ああそうだね、キミからもミシェルにプレゼントをくれたっけ?」 ダニー「確か絵本の詰め合わせだったような…」 レベッカ「そこにさっきの本が紛れ込んでて…」 レベッカ「昨日それに気づいたんだけど…だから今日はコレを回収しにきたの…」 レベッカ「でもどうやら夢中になって見てたみたいで…」 ダニー「……まさか」 ミシェル「ジョーイ×おいたんが至高!!」 おしまい 戻る